6月の一戸建て販売件数は前年同月比4%増の258件と小幅ながら増加した。 しかし、6月のコンドミニアム販売戸数は355戸で、前年同月比24.5%減と、今年最大の落ち込みとなった。 上半期の一戸建て販売は前年同期比6.7%増、コンドミニアムは同5.8%減であった。
一戸建てとコンドミニアムの販売価格の中央値は前年同期比で小幅上昇し、一戸建ては112万ドル、コンドミニアムは53万ドルとなり、それぞれ6.7%、3.9%上昇した。 年初来累計では、販売価格の中央値は1年前と比べ緩やかに上昇した。 一戸建ては前年比3.3%上昇の108.5万ドル、コンドミニアムは前年比2.0%上昇の51万ドルであった。
「ホノルル不動産協会のフラン・ジェンドラーノ会長は、「オアフ島の住宅不動産市場は、今年前半は比較的安定していたが、先月はコンドミニアムの販売が大幅に減少した。 ホノルル不動産協会のフラン・ジェンドラーノ会長は、「私たちのコミュニティーが、在庫を増やし、手頃な価格で、すべての人に住宅を提供する機会を求めている中、買い手も売り手も、複雑な不動産市場を案内してくれる信頼できる不動産業者と協力することで、利益を得ることができます」と語った。
一戸建ての動きは迅速で、市場に出てから中央値で15日、2023年6月では17日だった。 これとは対照的に、コンドミニアムは売却に時間がかかり、市場流通日数の中央値は26日で、昨年の18日から増加した。
一戸建ての新規売り出し件数は334件、コンドミニアムの新規売り出し件数は622件で、それぞれ前年比3.1%、16.3%増加した。 両市場とも昨年比で一戸建てが10.5%、コンドミニアムが16.8%増加した。
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