11月の一戸建ておよびコンドミニアム販売、前年比増加
一戸建て、コンドミニアムともに2桁の増加、中央値は横ばい
一戸建て、コンドミニアムともに、季節要因により前月より販売件数が減少したものの、前年同月比では販売件数が増加して
いる。
一戸建ての成約件数は前年同月比12.8%増の203件、コンドミニアムの成約件数は同10%増の341件で、販売価格の中央値はいずれも横ばいだった。 1年前と比べ、より多くの物件が売りに出されており、購入希望者の需要が持続している。
11月の月次統計では
一戸建ての販売価格中央値は111.5万ドルと前年同月比1.4%の小幅上昇、コンドミニアムの販売価格中央値は53万ドルと同2.7%の上昇であった。
一戸建ての11月の売り出し日数は、昨年の29日に比べ中央値で24日とやや短かった。 一方、コンドミニアムは32日で、前年の23日から増加した。
11月の新規物件数は、一戸建てが11.2%増の297件、コンドミニアムが30.9%増の598件と、両市場とも増加した。 コンドミニアム市場では、100万ドル以上の新規物件が93.8%増加し、124件(前年64件)となった。
有効在庫は一戸建てが1.1%増、コンドミニアムが4.7%増と、前月より小幅に増加し、一戸建て749件、コンドミニアム2,049件となった。 一戸建ての在庫は前年比11.5%増、コンドミニアムの在庫は53.3%増である。
「ホノルル不動産協会直前会長のフラン・ジェンドラーノ氏は「季節的な傾向で前月比の売上高は減少したが、一戸建て、コンドミニアムともに前年比の売上高は増加した。 「一戸建て、コンドミニアムともに前年同月比プラスで推移しており、バランスの取れた市場となっている」と語った。
Comentarios